Storz 22220055 H3-Z カメラヘッド分解プロセス

一般的な分解手順

正確な手順は若干異なる場合がありますが、これはH3-Zのようなほとんどの硬性内視鏡カメラヘッドの標準的な手順です。

ステップ1：外観検査と準備

1. カメラヘッドに明らかな外部損傷がないかを目視検査します。

2. すべてのステップで写真を撮ります。 これは再組み立ての際の参照用です。

3. カメラヘッドをESDマットに置き、リストストラップを装着します。

4. カメラヘッドを接続ケーブルから取り外します（モジュール設計の場合）。通常、Cマウントまたはバヨネットスタイルのコネクタのロックを解除し、ネジを外す必要があります。

ステップ2：外殻/ハウジングの取り外し

1. カメラヘッドの外側にある小さなネジを見つけて取り外します。これらは、多くの場合、保証ステッカーまたはラバーグリップの下に隠されています。 これらのステッカーを剥がすと、保証が無効になります。

2. ハウジングは通常、2つのクラムシェルハーフで構成されています。プラスチック製のスパッジャーを使用して、継ぎ目の周りを慎重にこじ開けます。 金属製の工具は使用しないでください アルミニウム製のハウジングに傷がつく可能性があります。

3. シェルが分離したら、メインの内部アセンブリにアクセスできます。

ステップ3：内部コンポーネントの取り外し

1. メインのプリント基板（PCB）、センサーブロック、およびライトガイドコネクタが表示されます。

2. 何かを取り外す前に、すべてのコンポーネントの向きと配置に注意してください。

3. リボンケーブルを慎重に外します。これらのコネクタには、ケーブルをスライドして取り出す前に、小さなロッキングラッチを上に倒す必要があることがよくあります。

4. 他のワイヤーハーネスに注意し、外します。

ステップ4：センサーと光学系へのアクセス

1. センサーは通常、メインPCBまたはフロントハウジングに取り付けられた別の金属ブロックに収容されています。

2. センサーブロックをマウントから取り外します。これは重要なステップです。センサーを傾けたり、無理に力を加えたりしないでください。

3. フロント対物レンズは、カメラヘッドの遠位端内に密閉されている可能性があります。特別なプレスツールがないと、ユーザーが修理することはできません。

ステップ5：クリーニング（該当する場合）

• フロントレンズ： フロントレンズが汚れている場合は、最初に圧縮空気で優しく清掃します。水分や異物が残っている場合は、レンズクリーナーをマイクロファイバークロスに少量たらし、レンズを中央から外側に向かって円を描くように優しく拭きます。 液体をレンズに直接塗布しないでください。

• センサー： 細心の注意を払ってください！ センサーは壊れやすいです。そのサイズに合わせて設計された専用のセンサークリーニングスワブを使用してください。センサークリーニング液をスワブに1滴たらし、センサーを1回でスムーズに拭きます。こすらないでください。

• 内部光学系：内部プリズムアセンブリを分解することは一般的に推奨されていません。内部に埃がある場合は、非常に穏やかな圧縮空気を使用するのが最も安全な方法です。